タンパク質摂取の補助にプロテインサプリメント
プロテインサプリメントの使用目的
<健康>肉・魚・卵などの動物性食品をたくさん食べるとカロリーや脂肪摂取過多となり、今問題になっているメタボリックシンドロームの原因ともなりかねません。そこで、炭水化物や脂肪分が極めて少ないプロテインサプリメントがタンパク質摂取の補助として使われています。
<筋肉や筋量の維持・増強>
高タンパク食品であるプロテインサプリメントを摂取して、適切なトレーニングや食事をすることで、筋肉や筋量の維持・増強を図るために使われています。
<ダイエット・美容>
プロテインサプリメントは、ダイエット効果や肌のはりを保つなどの美肌用効果が期待できることなどから、女性にも人気が高まっています。特にダイエットの場合、カロリー摂取を抑えすぎた為に、必要なタンパク質が足りなくなり、体調不良に陥ったり、リバウンドを起こしたりすることがありますので、プロテインサプリメントが補助的に使われています。
プロテインサプリメントの種類
・タンパク質の原料により、ホエイプロテイン(牛乳)、カゼインプロテイン(牛乳)、ソイプロテイン(大豆)、エッグプロテイン(卵)の種類があります。現在最も人気があるのは、最も体への吸収が速いと言われているホエイプロテインです。その多くはパウダー(粉)に加工されています。水に溶けにくいため、専用のシェイカーも販売されています。ウィダー、ザバスなどは国内ブランドでは有名なメーカーです。
・プロテインサプリメントは日本よりも海外でたくさん使用されていますので、海外ではさまざまな製品が販売されています。日本国産メーカーのプロテインサプリメントは海外産のものと比べると、値段的に高くなっているようです。このため、海外産のプロテインサプリメントを使用する人も多くなっています。
プロテインサプリメントの特徴
- <ホエイプロテイン>
- 牛乳の乳清(牛乳からカゼインと乳脂肪を取り除いたものでこれをホエイタンパクといい、牛乳のタンパク質の約2割がホエイタンパク)から作られています。アミノ酸の配列が人間の母乳に似ている上、栄養価も高く、必須アミノ酸もすべて含んでいます。また、吸収率も非常によく、体内で効率よく使用されます。比較的安いので、筋肉増強の目的で最も多く使用されています。
- <カゼインプロテイン>
- 牛乳のカゼインタンパク(牛乳のタンパク質の約8割はカゼインタンパク)から作られています。カゼインプロテインは消化・吸収が遅く、体内でもゆっくりと使用されますので、アミノ酸を体内に長く保持でき、筋肉増強の効果が期待できます。ホエイプロテインより少し高くなります。
- <大豆(ソイ)プロテイン >
- 大豆タンパクから作られています。アミノ酸スコアが100の高タンパク・植物性プロテインです。また、今人気のイソフラボンも入っています。イソフラボンには、基礎代謝を高めたり、免疫性の向上、コレステロールを下げたり、骨粗鬆症の予防や、成人病予防、更年期障害の緩和など、現代人に必要なたくさんの効能があります。消化・吸収はカゼインプロテイン同様ゆっくりで、トレーニング直後以外の通常の栄養補給に利用するのに適しています。ただし、イソフラボンの過剰摂取は、エストロゲンによるホルモンの作用を受けますので、注意が必要です。
- <エッグプロテイン>
- 卵の白味から作られています。白味に含まれるタンパク質は、私達の身体のアミノ酸と似ている良質なタンパク質です。必須アミノ酸と非必須アミノ酸の両方をバランス良く含んでいる上、卵の白身のみを使用しているので、コレステロールや脂肪分の心配もなく、高タンパクといえます。価格は高くなります。
プロテインサプリメントの飲み方
プロテインサプリメントの多くは粉で出来ています。パウダーを牛乳や水などに溶かして飲むのが一般的です。牛乳に溶かして飲む場合、牛乳の脂肪分が消化吸収を遅らせることがありますので、水で飲むほうが良いのですが、飲み難い場合には、慣れるまで牛乳に溶かして飲み、慣れてから水に溶かして飲むとよいでしょう。
製品により、トレーニング終了後30分以内に飲むことを勧めているものや、起床後、就寝前に飲むことを勧めているものもあります。
タンパク質は一度にたくさん取っても、消化・吸収できませんので、タンパク質摂取量は食事等と合わせて、1食あたり多くても、30g位が適量とされています。
